クソログ

強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない

なんだかんだで恋愛工学は正しいのか

恋愛工学で悪手とされている恋愛戦略にフレンドシップ戦略というものがある。フレンドシップ戦略とは、セクロスがしたいなんてことはおくびにも出さずに、友達のように親切にしたり、優しくしたりして、徐々に親密度を上げていき、最終的に告白して付き合ってからセクロスするという戦略のことだ。

フレンドシップ戦略がなぜ悪手かというと、女性の脳には男を恋人フォルダと友達フォルダを仕分ける性質があり、友達のように接すると、友達フォルダに入れられてしまう。一度友達フォルダに入れられてしまうと、そこから恋人フォルダに移行することは極めて困難であるという。つまり、結局のところ恋人にはなれない。

私、君みたいな男の人知ってる。
仕事で困った時に一生懸命汗かきながら助けてくれたり、
「パソコン買いたいな」って言ったら、
お勧めのパソコンリスト作ってきてくれたりしてくれるんだよね。
だからお礼に冷たいお茶入れたり、
くたびれたスリッパ履いてたからプレゼントしたりした。
でも何故かわからないけど全然違う。私の彼氏と。

彼氏は別にイケメンじゃない。でも一緒にいると幸せな気持ちになるし、
ドキドキするし、エッチな気持ちにもなる。
「可愛い」って言われただけで頭がぼーっとなる。
彼氏の為だけに可愛い洋服や下着を選んで迷って、一日かけてたりする。
それを褒められるとホントに嬉しい。

全然違う。君と。
何が違うんだろう。
誤解させたならごめんなさい。告白させたりしてごめんね。

優しくしたのはお年寄りに優しくするのと一緒なの。
気付いてる?君達ってお年寄りと似てる。

また、恋愛工学では「女性に男が好きだからセクロスをするのではなく、セクロスをした男を好きになる」セクロストリガー理論というものを提唱している。どういうことかというと、セクロスした男を好きにならなければ、自分は好きでもない男とセクロスをしたことになる。だから自分はセクロスした男のことが好きなはずだと勘違いしたくなる、認知的不協和、コミットメントと一貫性の心理が働いて好きになるという理屈である。加えて、石器時代に遡ると、セクロスした男を好きにならない女は進化論的に非常に不利な存在である。なぜなら、子供を身ごもったときに、一人で育てなければならなくなるからだ。それは女性にとって一番リスキーで避けたいことなので、本能的にセクロスした男を好きになるという理屈である。
そういう意味においても、フレンドシップ戦略は成功確率が低くかつ非効率な戦略だといえるのだ。

そうはいっても、俺はフレンドシップ戦略が一番まっとうだと思っていたし、そのまっとうなやり方を根気良く続けていけば、いつか報われるのだと思っていた。でも結果だけ見てみると、俺はまったく報われていないし、惨敗者以外の何者でもなかった。

俺も含め、モテない男のほとんどはこの戦略しか知らない。非モテコミット+フレンドシップ戦略。それが正しいんだと根拠もなく思い込んでいる。
なぜだろうと考えたとき、世の中のラブストーリーのコンテンツのほとんどが非モテコミット+フレンドシップ戦略なのである。「ハチミツとクローバー」、「風立ちぬ」「秒速5センチメートル」、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」なんかもそう。
非モテコミット+フレンドシップ戦略ばかりだ。
それは、報われない恋愛が非モテの原動力となって生み出されたものだからなのかもしれない。確かに、効率的に何不自由なく女とセクロスしている男の物語なんか別に見たくない。
非モテコミット+フレンドシップ戦略がそれだけ人間の心を打つからこそコンテンツとして成立しているのだろう。

でも、それを現実世界にそのまま持ってきてもうまくいかない。なぜなら我々は物語の世界ではなく、現実世界を生きる生身の人間だからだ。
恋愛工学に対して嫌悪感を持つ人間の気持ちはわかるつもりである。だけれど、何不自由なく恋人ができれば、誰だってそんなもの必要としない。その挫折感もまた、俺にはわかるのである。


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