クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

人を愛するには

自己愛の強い人間は、自己愛が強すぎるが故に、他人を愛することができないのだと、俺はずっと思っていた。

だが、もしかしたらそれは違っていて、自己愛の強い人間は、自分を心から愛することができないが故に、自己愛が強く、他人を愛することができないのではないか、そう思うようになった。
自分を愛するということは、自分に自信があるという言葉に置き換えることもできるだろう。自分を愛することができない人間は余裕がない。自分を愛することができない人間はいつも心が飢え渇いていて他者を愛するだけの余裕がない。だから、与えられる愛ばかりを求めるようになる。自分を愛せない人間は他者から与えられる愛で自己愛を埋めようとする。与えられる愛ばかりを求める人間は他人に与えることができない。愛を与えることができない人間は、次第に誰からも愛を与えられなくなっていく。皮肉なことに、愛されたいという気持ちが一番「愛」を遠ざけているのである。

心に余裕がないと、相手を気遣う事が出来ず、相手がどうしたいのか汲み取る事も出来ない。心に余裕を生むには、まず自分を肯定し、自分を愛することではないだろうか。
もし心から自分を愛することができれば、たとえ他人から愛されなかったとしても、他人を愛することができる。たとえ他人から愛されなくても、自分を信じ愛することができる人間は、心が満ち足りており、他人を愛せるのではないだろうか。