クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

大人と子供の違いとは何か

精神的に大人な人とそうでない人を分かつものはいったい何だろうって考えた時、それはメタ認知能力じゃなかろうか、と最近よく考えている。

メタ認知能力とは、自己の情動や思考の活動を客観的に捉えて評価し、制御する能力のことである。

この能力には個人差があるように思う。

成人とされる年齢を大きくこえても全く身についていない人もいれば、子供の頃から高い人もいる。

大人になりきれない人というのは、この能力が未発達な人なのではなかろうか。

人の最も大きな関心事は自分についてである。誰だって、自分のことが可愛いし、自分の人生が最も大切である。誰しも自分の幸福や自分の苦しみには、鈍感ではいられない。

その臨場感は他人にも同じように存在している。自分が自分の人生に最も関心を持っているのと同様に、他人も自分の人生に最も関心を持っている。

そのことを強く認識できている人間とそうでない人間には大きな隔たりがある。

そのことを認識するには、自分の情動や思考を一つ俯瞰して客観的に見る能力が不可欠である。

大人になるということは、そうした能力を養うことに他ならない。

メタ認知能力の欠如は自己に対する過剰な執着に繋がる。

自分の感じる苦しみや悲しみ、喜びは他人にも存在することを知ること。それは思いやりや慈悲深い人間になることに繋がるのではないだろうか。