クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

誰にでもすぐにできる仕事の生産性を高める習慣

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上の記事を要約すると、「妻はモノを捨てる前に整理整頓をしようとするから片付かない。整理整頓をする前に捨てよ。」というのがイケハヤさんの整理整頓論なのだけれど、イケハヤさんは「整理」の本当の意味も分からずに、整理整頓を語っとるなあ、とか思った。

整理整頓の前に「モノを捨てろ」とのことだけれど、そもそも整理には捨てる意味も含まれている。
整理整頓の「整理」には「いるものといらないものを分け、いらないものを捨てる」という意味があります。

たしかにイケハヤさんの指摘するとおり、片付かない人の特長の一つに捨てられないというものがあります。では、なぜ捨てられないかといったら、要るものと要らないものを判別していない、あるいはできないからです。要るものと要らないものを判別する基準には様々なものがありますが、一番簡単なのが、使用していない期間を基準に仕分けることです。例えば、3か月、半年、あるいは1年、使用していないモノは捨てると決めて、それを基準に必要なものと不要なものを仕分けます。「もしかしたら後から使うかも」と思っているモノでも、基準から外れているものは「要らないもの」に仕分けます。

まずは、そうした基準を設けて、要るものと要らないものを仕分けすることで、要らないものを「捨てる」ことができるのです。基準を設けずに、捨てようとしても、「これはいつか使うかも」、「いつか使うかもしれないから、捨てるのはもったいない」となり、結果的に本人の中で捨てることができないものが増えていき、モノを溜め込んでしまいます。
要るものと要らないものを明確に分けられないから捨てられない。これが片づけられない人の思考回路です。

つまり、まずは整理をすること、すなわち、いるものといらないものを明確な判断基準で分けなければモノを捨てるのは進まないんです。モノを並べたり、収納することが整理じゃありません。イケハヤさんは整理整頓の意味を全然わかってないです。

ちなみに、「整頓」とは整理して残ったものをいつでもだれでも取り出せるよう秩序立てて配置することです。つまり、整頓も整理(不要なものを捨てる)をまずしなければ、進みません。不要なものを捨てる前に整頓をしても、不要なものを配置することになるので、片付いていませんし、意味がありません。

整理整頓ができる人は仕事の生産性も高い傾向にあります。整理整頓が徹底されていると、ものを探す時間や判断する時間が減るので効率的に処理できますし、モノが雑然と置かれている視覚的なストレスも減り、集中力が削がれにくくなるので、ミスも減少します。ミスが減れば、品質も良くなります。
人は一日のなかで平均10分は探し物をしていると言われています。これを換算すると、1カ月で5時間、1年で3日、85歳まで生きるとしたら255日。一年間寿命を無駄にしている計算です。モノを探している時間というのは、言うまでも無く非効率かつ非生産的で何も生み出さない時間です。こうした時間を少なくするのに必要なのが整理整頓なのです。

整理整頓ができない人は思考も、とっ散らかっている傾向にあります。思考が散らかっていると伝える力も弱くなります。実際、前頭葉の力が落ちると、整理整頓ができなくなります。整理整頓を継続するには前頭葉の力が不可欠です。ここが鈍ると簡単なことが億劫になったり、過去や不要なものにいつまでも執着して捨てられなくなったり、ものごとを系列化したり、段取りをとるのが難しくなります。逆に言えば、整理整頓を日頃から心がけていれば、仕事に必要な基礎的な力を維持、向上させることにもつながるといえます。