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愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

軽症から中等度のうつ病に効果的なサプリメント

うつ病は、現代社会では誰でもかかりうる病気で、精神的な症状だけではなく、倦怠感や頭痛といった身体的症状も認められます。うつ病は、過労、人間関係のトラブル、環境の変化やストレスなどによって生じます。また、完璧主義、他人を過剰に気にする、几帳面であるといった性格・思考パターンの人はうつ病になりやすいことで知られています。うつ病は、脳の中で情報を伝達する役割をもつセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が不足することにより、生じます。症状としては、食欲不振、疲労感、集中力の低下、気分の落ち込みなどが2週間以上続くことが特徴的です。また、胃痛、肩こり、頭痛といった身体症状がみられることもあります。
うつ病改善の基本は、抗うつ剤を服用すること、休養をとることの2つです。抗うつ剤としてはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されるタイプの医薬品利用されますが、医薬品であるSSRIと同等の効果を持ち、副作用が少ない成分がサプリメントとして入手できます。

セントジョーンズワート

セントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)は、軽症から中等度のうつ病やうつ状態に対して医薬品と同等の効果があり、副作用の発現頻度は医薬品よりも低いことがこれまで行われた多くの臨床試験にて示されています。セントジョーンズワートは単独で利用する場合には、安全性は高いですが、肝臓での薬剤代謝酵素に影響を及ぼし、他の医薬品の血中濃度を変化させるため、医薬品と併用する際には、注意が必要です。日本や米国ではサプリメントですが、ドイツやオーストリアでは、処方箋の必要な医薬品として扱われています。
セントジョーンズワートには、ヒペリシンやヒペルフォリン、フラボノイド系ファイトケミカル、タンニン類が含まれます。単独の成分が抗うつ作用をもつのではなく、複数の有効成分のシナジーにより、セントジョーンズワートの効果が得られると考えられています。即効性はないため、少なくとも2~3週間程度、継続して服用する必要があります。1日の500~900mgが摂取目安です。
「うつ病に対して医薬品と同等の効果がある」「即効性はなく2~3週間継続すると効果が現れる」「単独での使用では、安全性は高いが、医薬品と併用する際は注意が必要」の3点がセントジョーンズワートの主な特徴です。