クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

いしだゆうきとはいったい何だったのか

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そう。大学中退起業宣言をし、大炎上した彼についてである。
あれだけの啖呵を切っておきながら、活動は乏しく、事業を興すどころか、今は音信不通らしい。
多くのブログが彼の選択について言及し、偉そうに説教し、悦に浸っていた。だが、今となっては彼について語るものは誰もいない。

自業自得と言えば、それまでなのかもしれないが、気になったのは、10代と成人してからとでは選択能力が大きく違うという点である。もちろん個人差を前提としての話しだけれど、一般に10代後半といえば、いろんな考え方をあれこれ見聞きして、どれを選んだらよいのか迷う年代。そして、それは極端な熱心さを帯びたり、潔癖さや辛辣さを伴う。そんな風に極端から極端へ走りながら次第にバランスを見出していくのが、普通、誰もが通る道だろう。10代だった彼がその極端の1過程として起業を見出したとしても、不思議はない。
誰にでも、人に知られたくない、消し去ってしまいたい過去の一つや二つあるものである。彼の失敗は10代の極端さの勢いのまま、本名顔出しで、炎上してしまったことだろう。ネットでの汚点は消すことができない。死ぬまで一生残り続ける。そして、それは確実に今後の人生に影響してくる。起業を諦めて就職をしようとしても、名前を検索されれば、過去の汚点に足を引っ張られる。


「4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。」

これが炎上した記事のタイトルだが、これがまだ「大学を中退し起業します」だけならここまで炎上することはなかっただろう。問題は、「レールに沿ったつまらない人生」と付け加えられている点である。通常ほとんどの人が学校を卒業したら就職する。そういった人たちのことを「レールに沿ったつまらない人生」と石田は非難しているのだ。誰だって自分の人生を「つまらない」と指摘されればカチンとくるものである。ましてや、ほとんど社会経験のない学生に言われれば尚更だろう。つまらない人生を送りたくないと思っているのは石田だけではない。起業を志さなかった人も石田と同じように充実した人生を送りたいと思っているのだから。それがたとえレールに沿ったものであったとしても「つまらない」などと言うべきではないのである。

自分だけは他人と違うといった「自己特別視」。これこそが全ての元凶なのである。