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愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

なぜ人とつながれないのか

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「愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来たる」という諺がある。人を愛する者は人からも愛されるし人に対して善行を施す者には幸福が返ってくるという意味だ。

自己重要感という言葉をご存知だろうか。自分という存在そのものが、自分にとって一番重要で価値あるものなのだと感じる心の働きのことである。これはいわゆる自己愛とは全く異質なものである。
例えば、自己重要感の低い人は自慢話が多い。他人に自慢をすることで自分の価値を示さなければ、自分が重要な存在だと実感することができないからだ。自己重要感の高い人というのはそんなことをしなくても自分が大切な存在だという実感に満ちているので自慢をしたり誇示する必要がない。

あるいは、他人に対して横柄な態度を取る人も、自己重要感の低い人の特徴である。会社の中間管理職や自動車の教習所の教員などには、横柄な態度の者が少なくない。それは彼らの自己重要感がすでに病んでいるからに他ならない。すなわち、彼らは自己劣等感に深く悩んでおり、その苦しみに耐えかねている。そして、役職や立場を利用して、意地悪をしたり、尊大な態度を示したりして、自己の優位を確認し、日頃の劣等感の苦しみを少しでも和らげようとするのである。

人が最も関心のあることは自分自身である。他人の自慢話ほどつまらないものはない。自慢ばかりする人間や、横柄な態度をとり批判ばかりする人間に対して誰が好きになろうと思うだろう。誰が魅力的だと思うだろう。

人から愛されたければ、まず人を愛さなくてはならない。だが、それには自己重要感が不可欠である。自分を愛せなければ人を愛することはできないからだ。
多くの人は自己重要感が病んでいる。それは俺自身もそうだろう。
他人の自己重要感を高めるには、さりげなく褒めたり、話を親身になって聞いてあげたり、相手を重要な存在だと認めてあげることである。多くの人は自己重要感に飢えているから、他人の自己重要感を高めることができる人は、人からも愛される。自己重要感の高い人は魅力的である。

人から愛されたければ、人を愛するべきであるし、幸福を望むなら善行を施すべきである。
だが、自分に自己重要感が足りない人は、人にそれを与えることはできない。自分の自己重要感を高める方法は、仕事や社会的な地位を高めるというより、人をどれだけ喜ばせてきたか、与えてきたか、感謝してきたか。そして、その結果として、感謝される存在となる。多くの人から認められたり、感謝されている人は、自己重要感が満たされている。