クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

転職をすればすべてが解決するか

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昨日の記事に関して、そんなに仕事がコンプレックスならいっそのこと転職をした方が健全ではないか、とブコメをいただいた。
ごもっともな意見だと思う。たしかに俺はあまりに後ろ向きすぎる。では転職をすれば根本的に解決するかというと、そうではないだろう。なぜならこれは俺の心の問題だからだ。

そもそも、俺は転職などできるだけの能力もスキルも持ち合わせていない。転職できたとしても今の仕事と似たりよったりの仕事しか選択肢は残されていないのだ。適性を欠いた能力は努力してもほとんど向上しないか、ぶら下がり健康器具程度の効果しか期待できない。転職をすればいいというのは強者の論理であり、そもそも転職できるだけの能力がないというのが本質的な問題である。
よしんば、俺が転職に成功し、安定した地位と高い収入を得たとしよう。その結果、寄ってくる女にいったい何を期待すればよいのだ?高い収入と地位を目当てに寄ってくる女に愛はない。あるのは利己的な遺伝子だけだ。愛がなければ意味が無い。
たとえ、転職に成功したとしても、俺のステイタスやそこからもたらされる収入を愛しているだけで、俺そのものが愛されているわけではないのではないかという疑心に苛まれ、虚しさがつのるだけだ。全ては俺の猜疑心から生じる問題である。

仕事聞くだけで値踏みと思われたら困る、と言うけれど、実際に値踏みしているのでしょう?そのために聞いてるのでしょう?そうやって人間の価値を計っているのでしょう?レッテルを貼ってるのでしょう?ラベリングしてカテゴライズして、ゴミ箱行フォルダにぶち込んでいるのでしょう?

実際、すぐに仕事について聞きたがる女は皆、俺から去っていった。もちろんもっと別の理由もあったかもしれない。一つ言えることは、すぐに仕事について聞く女は、誰一人俺という人間に興味を持ってはくれなかったということだ。だから誰もいないんだ。

そりゃあ話題の一つとして仕事の話をすることもあるでしょうよ。でも、それを聞くときのあなた方の雰囲気、言葉の選択、全てが物語っている。あなた方は決して本当のことを言わない。でも、結局あなた方は俺を選ばない。本当のことは言わないけれど、あなた方の対応が全てを物語っている。

「あなたは本当に真面目なんですか」
と先生が念を押した。
「私は過去の因果で、人を疑りつけている。
 だから実はあなたも疑っている。
 しかしどうもあなただけは疑りたくない。
 あなたは疑るにはあまりに単純すぎるようだ。

 私は死ぬ前にたった一人で好いから、他(ひと)を信用して死にたいと思っている。
 あなたはそのたった一人になれますか。
 なってくれますか。
 あなたは腹の底から真面目ですか」