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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

幸せになれるのはお金があるからなのか

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pha.hateblo.jp



フランソワーズ・サガンという作家は「自由になれるのはお金次第です」と言った。

「自由」とは選択肢の数のことである。

つまり、金銭の多寡とは選択肢の多寡のことなのだ。

では、選択肢が無い人生は幸福だろうか。

必ずしもそうとは言えない。

例えば、病気で苦しんでいるときにお金がなくて治療を受ける「選択肢」がない人間はやはり不幸だろう。住む家が欲しくて欲しくて仕方がないのにお金が無いばっかりに家を購入する「選択肢」がない場合もやはり不幸だろう。


では、選択肢の無い人生は不幸だろうか。

これも、必ずしもそうとは言えない。

お金をたくさん持っていると、高級車を買う「選択肢」や豪邸に住む「選択肢」はあるかもしれない。
だが、そうしたものに興味の無い人間にとってどれだけそれら選択肢が増えたところでなんら幸福度は変わらない。

つまるところ金銭の多寡というのはどこまでいっても選択肢の多寡でしかなく、その人間の求めている選択肢が、金銭を必要とし、かつ金銭で満たせない場合は不幸であり、金銭が無くても満たせる場合や満たせるだけの金銭を所有している場合は不幸ではないというだけの話である。

だから、暖炉にくべるほどの札束を持っていても不幸な人間はいる。ただ、お金が無いことで不幸な人間はそれよりもっとたくさんいる。それだけのことである。

愛という名の孤独 (新潮文庫)

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