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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

家は負債の時代

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「家は資産」と考える人は少なくありません。
しかし、それは経済全体が成長していて、土地の価格が上昇し続けていたときの話です。
現在のように地価が頭打ちの状態のなかでは、家の価値は時間とともに下がります。
将来的にお金が必要になったとき、家を売って工面しようとしても、おそらく期待以下の値段でしか売れません。

むしろ中古物件として売れるならまだましです。

そもそも土地や家は、資産のなかでも流動性が低いものですが、日本の不動産市場では特に持ち家、賃貸問わず新築が好まれる傾向があります。そのため、中古の物件は売れず、貸せない可能性があります。

「家は資産」だと思い込んでしまうと、そのようなリスクに目が向かず気づけば「不良債権」を抱え込む可能性もあるのです。
もちろん、家を持つことにもメリットはあります。ただし、その多くが「気分」や気持ち的なものです。
具体的には「ローンを返さなければ」という責任感が仕事のモチベーションに結びつくとか「ウン千万の家を買えた」という満足感です。

アメリカの社会学者、ソースティン・ヴェブレンはステータスを誇示するための消費を「見せびらかしの消費」と位置づけました。現代における家も「見せびらかしの消費」に含まれるといってもよいでしょう。
ブランドもののスーツや時計などと同じようなものです。
多額の借金をしてまで買う必要はありません。

買えないから、買わないからといって、何かしらのデメリットがあるわけではないのです。