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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

定年965歳

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寿命1000年―長命科学の最先端

寿命1000年―長命科学の最先端

信じ難いことに、人の寿命を500歳、あるいは1000歳まで延ばせると主張する大学教授がいます。ケンブリッジ大学のオーブリー・デ・グレイがその人です。

現在、人の寿命はおよそ120歳までが限度と言われています。それに比べると500歳だとか1000歳というのは、べらぼうな数字です。

いくら1000年生きられたとしても、寝たきりの生活では苦痛でしかありません。しかし、グレイ氏は1000歳まで老化を防げるというのです。

氏の主張によれば、老化を防ぐには7つの問題をクリアすればいいとのこと。

1.体内分子の架橋結合
2.細胞のなかにあるミトコンドリアのDNAの損傷
3.細胞内にたまるゴミ
4.細胞外間隙にたまるゴミ
5.老いて厄介者になった細胞
6.一部の細胞が死んでまわりに毒素をまき散らす
7.がん細胞

グレイ氏は、これらすべてに対処する方法があるといいます。一番目の架橋結合とは、例えば皮膚のコラーゲンの分子がからんでシワになることです。ただし、架橋結合には、生存に必要なものの場合もあります。だから、不要な誤った架橋結合だけをほどける薬品があれば解決できます。既に、製薬会社ではそのような薬品の開発に取り組んでいるところもあるといいます。つまり、老いてもシワのできない薬です。

また、ミトコンドリアは細胞内のエネルギー工場の役割を果たしている器官ですが、年月が経つとミトコンドリアのDNAが損傷してきます。これが老化の原因となります。解決策はミトコンドリアのDNAの必要部分だけ、細胞核のDNAに組み込んでしまうことです。ミトコンドリアのDNAのなかには、37個の遺伝子がありますが、このうち13個の重要な遺伝子だけでも組み込めれば成功となります。これが、現在の遺伝子技術ならば可能だというのです。

このように、七つの問題すべてに解決策があります。あとはそれをどう実現できるかどうかですが、グレイ氏は今後何十年かで実現できると言っています。

しかも、氏の唱えている寿命1000年とは、交通事故などの事故死の場合も含めて、平均寿命1000年くらいと言っているのです。つまり、事故にでも遭わなければ1000歳以上、軽く生きられるということです。

ただ、人類にとって500年も1000年も生きられることが本当に幸福なのか、誰にも分かりません。