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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

街コンレポート その2

街コンレポート
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いつの日にか忘れてきたあの高揚感を取り戻すために、僕はまた街コンに参加することにした。

今回参加した街コンは、男女2対2の席で15分ほど話した後、自行紹介シートに相手の好感度を3段階で評価をつけて相手に返すという仕組みになっていた。
ただいきなり「△」とか「×」をつけると、角が立つというか相手にショックを与えてしまうかもしれない配慮から、男性は果物、女性は動物の名前で表現するようになっていた。

「鷲」「いちご」=好き(好感度80%)


「犬」「りんご」=まあまあ(好感度50%)

「熊」「みかん」=カス(好感度30%)


表現としてはもう少しマイルドではあるものの概ねこんな感じ。
当然、相手には「いちご」や「鷲」が3段階のどの評価を意味するかはイベント終了時までわからないようになっている。

ちなみに、僕は6人の女性とシート交換をして全員に「熊」をつけていただいた。すなわち好感度最低のカス野郎である。

イベント終了時に女性たちが笑顔の向こう側で冷徹な査定をしていることを知って慄然とした。(ちなみに僕は全員に好感度50%以上の評価をつけた。)
そしてイベントの最後にシートに意中の人の番号を書いて、お互いの番号があればカップル成立となる。僕は奇跡が起こることを信じて笑顔が素敵なあの子の番号を書いて、汗ばんだ手でシートを握りしめていたが、僕の番号が呼ばれることはなかった。そして、笑顔が素敵なあの子は別の男とカップルになっていた。

今回で二回目の参加であるが、毎度終わった後の空虚感、喪失感が凄まじい。なんだろうこの感じ。イベント中はそれなりに楽しいのだけど、終わった後が茫然自失というか、「何で俺はこんなところにいるんだ?」感が半端ない。そして今回の結果は、僕自身が抱えている何かしらの欠陥、不全、あるいは劣等を認めざるを得なかった。ありのままの自分では駄目なのだという現実に打ちのめされた。心は無力感、空虚感で満たされた。

僕はニーチェの言っていた「超人」という概念を思い出そうとした。

ニーチェは人間の人生は無意味な無限の繰り返しをしているというニヒリズム(永劫回帰)を徹底した。努力したところで、すべてが決定しているなら結局は無駄になるんだという虚無感に押しつぶされそうになる。
「超人」とは、その永劫回帰に耐え、あらゆる運命を必然的なものとして積極的に愛し、「現にあるものと違ったものであればよかったのに」と、決して思わない運命愛の生き方をする人物である。
ニーチェにとって「超人」とは、どのような過酷な運命であってもすべて受け入れて肯定し、「これが人生だったのか、よし、さらばもう一度!」と自己の生を肯定するたくましい意志を持った人間をいうのだ。

僕はこの呪われた遺伝子と運命によって齎される虚無を超人的思想で乗り越えたいと思う。

もう恋なんてしないなんていわないよぜったい。