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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

ブログの未来

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インターネットを通じて我々は様々なことを知ることができるようになったが、インターネットが登場した15年前頃とは様相が変わってきていて、現在ではインターネット側がユーザーが欲しているであろう情報を予測して提供するようになってきている。

例えば、検索エンジンにワードを入れると予測ワードが出てきたりするわけだが、あれはユーザー1人1人によって異なるわけで、人々はインターネットで自分が見たいものを選んでいるつもりでも、実はインターネットによって選ばされている。「あなたはこういう人間だからこういう情報が欲しいんでしょ?」といったように。そして、今後その精度の向上や傾向はますます強まっていくことだろう。

最近、人工知能が書いた小説が文学賞の1次選考を通過した。
小説に限らず、人工知能が更なる発展を遂げれば、人間が記事など書かなくても、ユーザーが求める、より最適化された情報を人工知能が提供するようになるだろう。

翻って、現在ブログ界で「トップクラス」を自称し、持ち上げられている方たちはどうだろう。

彼らの言っている「トップクラス」とは紛れもなくPVのことでありブログを通じて稼いでいる金のことである。
確かに、彼らはブログを使ってたくさんのお金を稼いでいるかもしれない。

ブロガーの価値基準が「お金・豊かさ」にあるとしよう。ではそれを失ったらどうなるのか? 人工知能が膨大な集合知を駆使して人間の経験や勘すらも模倣した、よりユーザーが欲する正確で濃い情報を提供するようになれば、そうした豊かさはたちまち失われてしまう。そんな場当たり的な価値観をブログの価値基準にしていいのか。


私はこれからのブログに大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら「ブログ」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。
ブロガーはなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、富裕な、抜目がない、或るアフィリエイターたちがインターネットの海の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。