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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

あのクソ女は今

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あのクソ女はLINEのタイムラインを日記としてよく更新している。おそらくSNSジャンキーだろう。

タイムラインをぼんやり読んでいると、詳しいことはわからないが、彼女はどうやら厄介な病気に罹っているらしかった。

命に直結するような病ではないようなのだが、生活の質に大きく関わるような病であるようだった。

「天罰が下ったのだ」と思わなかったと言えば嘘になる。

人に真剣に向き合おうとせず、その心を踏みにじり、まるで最初から存在しなかったかのように冷酷無慈悲に切り捨てた。その報いなのだ、と。

本当に好きなら憎まれ口を叩く前にまずその子の身を案ずるのがまともな人間だというのが大方の意見だろう。

僕だって本当はそうしたい。何か気の利いた励ましのコメントの一つでもできればいいと思う。だが、実際にはそんなことをしたって相手にとっては迷惑なだけだし、また無視されて傷つくだけだ。ただの自己満足でしかない。
結局は心配するふりを装いながら、よりを戻すきっかけにしたいだけなのではないか。そして自分がいかに姑息で打算的な人間かを思い知らされるだけだ。

1人の人間が苦しんでいるのに、それを素直に悼んであげることができない。僕のような歪んだ人間は地獄の業火に焼かれることこそが本望である。僕は彼女を憎んでいる。この確かに存在した憎悪を無いものにしたくない。だが彼女には憎しみすらない。怒りもない。何もない。ただそれが、それだけが哀しい。

今となっては彼女の人生から僕は完全に消え去ってしまっていることだろう。僕は死んでしまっているも同然なのだ。死人からかけられる言葉など気持ち悪いだけである。