読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

この世界は地獄だ

スポンサーリンク

「クソログ君どうした?さっきから全然食ってなくね?食べれば?」


「あ、あ・・・すみません。あ、じゃあ・・・いっこ、いた・・・いただきます!
あ・・・、えーと、じゃあ、これで・・・。
・・・え?・・・あっ・・・何スかね?はは・・・。あっ、おいしいっすね。」


「あはははは!挙動不審すぎだろ?!はは・・もっとリラックスしなよ」


「あ、はは・・すみません。」


「クソログ君ってカラオケで何歌ったりするの?」


「あっ・・いや・・カラオケとかあんまりいかないです・・」


「あ・・・あーそう・・・クソログ君って彼女とかいるの?」


「・・いや・・いない・・です。」


「じゃーさー、今までは?何人付き合ったことあんの?」


「いえ・・付き合ったこととか・・・無いです」


「お!じゃあ童貞?!」「ぶはははッ!ストレートすぎんだろ!」


「いや・・・ははは・・・」


「ねぇねぇ、じゃあー好きな人とかいるの?」


「いや、あの・・・すいません・・・僕・・・そういうのは・・・よくわかんなくて・・・」


「えー?そういうのって何だよ?!」「えー?気になる子もいないのー?」


「・・・いや・・・」


「よし!じゃあー中学生のとき好きだった子の名前発表しよーか!」「お~~~!いいね!」


「・・・え・・・?」


「いただろ!?好きな子くらい。なっ!?」


「いや・・・ちょっと待ってください・・・」


「いくぞぉ~~3・2・1・・ドン!!」


「いや・・僕は・・」


「おい~~~~!サッと言えよ、こーいうのはサラッと言った方がいいんだよ!」「はいっせーーーーーのォ!!」


「・・・・・・・・言いたくないです・・・」


「・・・・・・えーー・・・・・」



店を出ると、外はまだ昼の熱気が残っていた。週末の街はいつも以上に賑やかだった。空を仰いだ。星は見えない。月もない。
いったいどうやって、この世界で生きていくことができるのだろう。
なぜか、とめどなく涙が流れた。