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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

あなたにとっての真理とは

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ボルゾイさんとチェコさんの対談で「自分にとっての真理とは何か」という話が興味深かったです。 (46分くらいから)

 

そもそも真理とはなんでしょうか。辞書を引くと「いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。」とあります。

どんなに時間が経過したり、どんな場所・空間・人間にとっても絶対に定義の変わらない物の考え方、といった感じでしょうか。

何が真理であるかについては、実はこれまで様々な思想家が議論を重ねてきました。

 

◆相対主義

プロタゴラスが唱えた説。真理の尺度は人間によって異なるため、絶対的真理は存在しないとします。

 

◆対応説

アリストテレスが提唱し、その後も多くの思想家が唱えた説で、「思考と存在が一致すること」が真理であるとします。

思考/存在 存在する 存在しない
存在する 真理 虚偽
存在しない 虚偽 真理

 

例えば、Aという実体が存在するとします。このとき「実体Aは存在する」という命題は真であり、「実体Aは存在しない」という命題は偽となります。逆に、存在しない実体Bについて、「実体Bは存在しない」という命題は真であり、「実体Bは存在する」という命題は偽となります。

このように、思考の命題の真偽と、実際の存在の真偽が一致する場合、それを「真理」と呼ぶのが対応説です。

 

◆整合説

真理とは、他の命題と整合的(無矛盾)であることだという説。ライプニッツやヘーゲルが唱えました。

例えば、命題Aが命題B・命題C・命題Detc.など他の命題と矛盾するとしたとき、、命題Aは他の命題と整合的ではないので、真理ではないとします。

 

◆明証説

真理とは、明晰かつ判明であるものだとする説。デカルトが唱え、後にフッサールの現象学に受け継がれました。

 

◆有用説

真理とは、それが真であるかどうかよりも、それが人間にとって有用であるかどうかで決定されるという説。ニーチェやプラグマティズムの思想家などが唱えました。

何が有用であるかは人によって異なるため、絶対的真理というものは存在しないとします。ニヒリズムにも見えるますが、単に「真理は存在しない」といっているわけではなく、真理とは人によって異なるものだとしています。

 

チェコさんは「複数の真理を認めた上で、絶対一つの真理というものは存在しないというのが自分にとっての真理」とおっしゃられているので、この中でいうと「相対主義」ということになるでしょうか。

 

僕は自分の内部が生み出す・創り出す「真理」を真理と確信することができないので、自分の中に真理を見出すカワゾイさんとも考え方が異なりますね。⇒どんなに自分を探しても自分は見つからない - クソログ

 

 そもそも人は真理に到達することができない、(だからこそ希望がある)というのが僕にとっての真理ということになります。