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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

正義とはいったい

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一月に約130時間という時間外労働に耐えかねて、ついに私は上司に退職願を提出した。

だが、その場ですぐ受理されず、もう一度考え直して来週に結論を出してほしいと言われた。
無理もなかった。今この状況で私に辞められると、今以上の地獄が待ち受けているのだから。

これは一時的な繁忙期ではなく、人材を確保できない限りこの状況がずっと続くと思われる。そしてこのまま繁忙期をむかえれば現場は間違いなく破滅を迎えることだろう。
もちろん募集をかけているが、誰も応募してこない。給与を上げるように懇願しても社長にその気はさらさらない。
たとえ入社したとしても、異常な残業時間を前にすぐに退社してしまう。
給与が安いから人がこない。人がこないから現場が苦しくなる。現場が苦しくなるから人が辞めていく。人が辞めていくからますます現場が苦しくなる。
この負のスパイラルから抜け出すには、受注量を減らすか、給与を上げるかの二択しかないのだが、社長にその選択肢が無い。

結果、私にできることといえば、毎月100時間以上の時間外労働を耐え続けるか、退職することくらいしかない。
あるいは、どれだけ仕事が残っていようと、他人に押し付けてなりふりかまわず帰ることくらいだろうか。

だが、それらも根本的な解決にはならないだろう。

今私が抜けると現場は確実に回らなくなり、納期に間に合わなくなるだろう。これはうぬぼれなどではなく、それくらい人材が不足しているのだ。
私が現在手掛けている仕事の中には私以外にできるのが直属の上司しかいないものもあるので、私が退職すれば、その分の負担がすべて上司にかかってしまうのは明白であり大変心苦しい。上司は私以上の時間外労働をしているのだ。育てるだけの人材もいない。
だが私の心もいよいよ限界である。体力的にも今後続けていくには苦しいものがある。定年などのゴールが見えていれば頑張れるのかもしれないが、それを待つにはあまりにも遠すぎる。

それでも私は続けるべきなのだろうか。

私の人生は私のものなのだから、他人がどうなろうと知ったことではないと割り切れることができればどれほど楽だろうか。丁度私より1週間くらい前に退職願を提出した男は正にそのようなスタンスであり、退職の意を申し出て受理されてからはどれだけ仕事が多かろうと定時退社しており、他人がいくら苦しもうとどうでもよいといった体裁である。

結局真面目な人間は馬鹿を見るのだろうか。

誰か教えてほしい。

正義とはいったい。

定時帰宅。

定時帰宅。