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クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

コミュニケーションに重要な「共感能力」を向上させるには

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我々が相手と意思疎通をするコミュニケーションは大きく分けると2つあります。
「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」です。

非言語コミュニケーションとは、しぐさや表情など、言葉でないもので相手の考えていることを理解するコミュニケーションです。
非言語コミュニケーションは相手の本音がわかる部分でもあり「言葉でこんなことを言ってるけれど、実は別のことを考えているな」などと相手の本心を見抜くことができます。

本来、言語と非言語コミュニケーションは双方成長過程でさまざまな経験から発達するのですが、現代では複数の理由から非言語コミュニケーションの能力が発達しないまま大人になる人も多いです。
そのため言葉に過剰に依存し、本心ではない言葉に振り回され苦しんでしまいます。
2つのコミュニケーションのバランスがうまくとれなくなってしまうのです。

非言語コミュニケーションを支えているのは、相手の感情が理解でき共感することができる脳の力だと考えられています。この共感する能力を高めていかないと、相手の考えていることを理解するのは困難です。

共感する能力は脳の前頭前野と脳内物質であるセロトニンと、セロトニンを合成するセロトニン神経が大きく関係しています。
共感できる能力は、この前頭前野内の内側前頭前野がつかさどっていて、前頭前野の血流がよくなり、セロトニン神経が活発になると共感する能力が高まるといいます。

日頃から人と接する機会が多い人は、前頭前野、セロトニン神経が活発に働き、相手の気持ちをくみとる能力が育っていきますが、人と接する機会が少なく家にこもって人と会わない生活をしていると共感能力は衰えていきます。
仕事柄デスクワークが中心な人もやはり共感能力衰えてしまう危険性があるのです。


また、セロトニンは気持ちを切り替える能力や心を安定させる効果があります。無視されて不快に感じたり、職場で嫌なことを言われても、セロトニン神経がしっかりと働いていれば、気持ちを引きずることなく前向きに切り替えていくことができます。
さらに、セロトニンは睡眠、呼吸、食欲などにも大きな影響を与えています。
セロトニンが不足すると眠れなくなり、ひどくなるとキレやすくなったり、うつ病になりやすくなります。


心を安定させ、共感能力を高めるトレーニングには以下のようなものがあります。


食生活を見直してバランスのよい食事をする。

セロトニンの原料はトリプトファンという必須アミノ酸です。体内で合成できないので食事からとるしかありません。トリプトファンは肉類、豆類、乳製品に多く含まれます。

リズミカルな運動をする

単調なものを繰り返すことでセロトニン神経が活性化するといわれています。
あまりハードな運動ではなく、階段昇降、スクワット、ウォーキングなど、一定のリズムでできるものが好ましいとされています。特にウォーキングは太陽の光を浴びることでセロトニン神経が活発になるのでおすすめです。

早寝早起きを心がける

セロトニンは太陽の出ている日中に分泌されやすいので、朝早く起きて仕事をして、あまり夜ふかししないで寝ます。休日もあまり遅くまで寝ていないで、いつもと同じような生活を心がけるとよいでしょう。

演劇、映画、小説などの作品に触れ心を動かす

実際に人に会わなくても作品に感情移入することで共感能力は刺激されます。作品のなかでも特に泣ける感動作品がよいといわれます。
また、友人の悩みを聞いて一緒に泣いたり悩んだりするのも効果的です。

できるだけ人と会う

人と会って態度や表情から相手の考えていることを読み取ろうと心がけます。会話は自分の心をあらわす一つの手段であり、すべてではありません。人はよく自分の思っていることと違うことや微妙なニュアンスを間違えます。言い方に振り回されないように心がけましょう。



人付き合いが苦手な人でも食事の改善や運動をしたり、映画をみたりといったことなどは障壁が低く取り組みやすいはずです。
そうして相手の心が少しずつ理解できるようになってきたら、人と会うようにすればよいのです。
相手のことがわかるようになれば、人と会うのが楽しくなってくるはずです。