読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

クレジットカードを使うとお金の価値が心理的に下がる

スポンサーリンク

マサチューセッツ工科大学でマーケティング学を教えるダンカン・シメスターとドラーゼン・プレレックの両教授は、クレジットカードが人間に及ぼす心理作用を証明する実験を行いました。

この実験は、被験者に実際のオークションに参加してもらう形で行われました。
オークションの対象は、バスケットボールのボストン・セルティックスの試合のチケット。
めったに手に入らないプラチナチケットです。

それを競り落とす際は、被験者の半分は現金で支払わなければならず、残る半分はクレジットカードで支払わなければならないという条件が課せられていました。

このルールに基づいてオークションを行った両教授は、実に驚くべき実験結果を得ました。
なんと、クレジットカードのグループの提示した入札価格の平均は、現金のグループのそれの約2倍に達していたのです。
両教授は、あらかじめこのような傾向を予想してはいましたが、それでも2倍という数字は両教授を驚かせるのに十分でした。

この数字は、クレジットカードを使うと、支出の機会が増えるだけでなく一回の支出においても現金で払うときよりも多くのお金を使う可能性が高くなるということを雄弁に物語っています。

別の言い方をすれば、クレジットカードを使うとお金の価値が大きく下がってしまうということです。

この心理はそれほど複雑なものではありません。
コインや札の形をとっていないお金を使うのは、現金を使うよりも支出の現実感が薄いのです。
だから倹約家のなかにはめったなことではクレジットカードを使わないという人が少なくありません。
お金が出ていく痛みが希薄な分、ついつい余計な買い物をしてしまうからです。
実際、アメリカの消費者は平均してクレジットカードによる負債を7000ドル以上抱えているといいます。